色彩関連団体/公共機関


一般財団法人日本色彩研究所<総合色彩>

(一財)日本色彩研究所は、日本のカラービジネスの土台を担う存在であり、調査研究や色票製作、色彩教育にいたるまで、色彩のスタンダードに関わる日本で最高の権威を備えるオンリーワンといえる団体です。

その前身は1927年に日本標準色協会として発足。1945年に一般財団法人日本色彩研究所として改組して、現在に至るまで90年を越える歴史を誇ります。

日本で唯一、色彩に関する公益法人として認可を受けた文部科学省所管の民間学術研究機関として、広範な領域の専門スタッフを擁し、基礎研究から色彩活用に関する応用分野までの様々な問題解決の要請に対して、実験・調査・設計・手法開発・色票製作など、模範的な手法や手順を通してソリューションを提供しています。

一方、その長い歴史を通じて色彩教育にも力を注ぎ、日本だけでなく中国、韓国など、アジアで活躍する多くの色彩専門家を育ててきました。

・事業規模 約12000万円

●日本色彩研究所の実務:「カラープランニングの現場から/名取和幸氏」

 

一般財団法人日本色彩研究所 URL http://www.jcri.jp/

       埼玉県さいたま市岩槻区上野4-6-23



一般社団法人日本流行色協会<流行色>

(一社)日本流行色協会(JAFCA)は、流行色/トレンドカラーを発信する日本で唯一の団体として、産業界をリードする存在です。

1953年の創立以来、年2回、1年半先の春夏、秋冬シーズンに向けて発信されるJAFCAトレンドカラーは、カラー単体ではなく質感までを含めた提案となっており、日本のファッション、自動車、家電、化粧品、インテリアなど、幅広い業界企業のカラー・プランニングの起点として認められています。

一時期、一般財団法人日本ファッション協会内の流行色情報センターとして存在していましたが、20114月より一般社団法人日本流行色協会に戻って新たな活動を開始しています。
JAFCA
は、生活の様々な分野における流行色を予測し、発信するだけでなく、色彩の教育活動や、カラーに関するコンサルティング事業を行うとともに、商品市場の色彩動向についてのデータなども紹介しています。その他、幅広い分野の会員企業ネットワークを誇り、情報交流の機会なども提供してくれます。

JAFCAは、世界のトレンドカラーを発信するインターカラー(「国際流行色委員会」/加盟14か国)を、フランス、スイスとともに1963年に発足させただけでなく、現在のインターカラー加盟国・団体である『中国流行色協会』と『韓国カラー&ファッショントレンドセンター』の設立にも大きな貢献を行いました。これらの活動を踏まえてJAFCAは、年2回の世界のトレンドカラーを選定するインターカラーにおいて、中心国としての存在感を発揮しています。

・事業規模 約9400万円

●JAFCAの実務:「カラープランニングの現場から/小木曽珠希氏」


一般社団法人日本流行色協会(JAFCA) URL http://www.jafca.org/

      東京都千代田区神田神保町2-2-31ヒューリック神保町ビル6F



一般財団法人日本ファッション協会<文化>

(一財)日本ファッション協会は、衣食住の枠を超えた生活文化の向上発展に寄与していくことを目的として、個人・企業・団体などの幅広い支援のもとにつくられた財団法人です。豊かな生活文化の創造を推進し、潤いと活力に満ちた生活大国の実現に向けて、さまざまな活動を推進しています。

色彩に関する活動は、2003年の日本・中国・韓国のファッション協会による「アジア・ファッションカラー研究会」の発足によってスタート。以後、3か国の色彩文化の研究や色彩関係者による「アジアカラーフォーラム」の開催など、各国色彩関係者の相互交流を推進するとともに、日中韓による世界初のアジアからのトレンドカラーである「アジア・ファッションカラー」の選定・発信なども試みました。

2006年からは日本流行色協会(JAFCA)と統合して、2010年度まで、共同の色彩活動を展開。2009年には、カラービジネス業界の各団体・企業に働きかけて「カラービジネスネットワーク(CBN)」を発足、2018年度に至るまで運営を続けました。(2019年度より直接的なカラー関連活動を休止しています)

・事業規模 約16000万円


一般財団法人日本ファッション協会 http://www.japanfashion.or.jp

      東京都千代田区神田神保町1-5-1 神保町須賀ビル7F